戦争が生んだ原爆
かつては
戦争を知らない子供たちと
言われた時代もあったけれど
今は ここ日本が
戦地になっていないだけで
テレビのニュースで
毎日のように
戦争を体験している子供たち
平和ってなんだろう?
戦争って一体なんだろう?
そのことを
全身全霊で感じることができる
平和のコンサートを
今日 私は観てきました
平和のコンサート 菩提樹の歌がきこえる
戦争の最中にも
歌を歌って心が癒されたり
男子学生に憧れたり
青春があったのよ
と語られる
山口美代子さんを囲んでの
平和のコンサート
毎年8月ごろ
ココペリーナのメンバーが
平和のコンサートをやってきましたが
今年はFaNWeekに参加して
9月30日にも開催されました。
このコンサートは
長崎原爆の被爆者でもあり
原爆の語り部の
山口美代子さんの体験談を聞き
劇を作り
詩を書いて歌を作ったものです
魂を震わせる音楽劇「菩提樹の歌がきこえる」
今日 樋井川テラスであった
「菩提樹の歌が聞こえる」
これこそ 臨場感あふれる
本物の平和のコンサートでした
私は 戦争や原爆を
体験したことはありませんが
音楽劇を聴いていると
自分が体験しているように
感じるのです
どんなに言葉を使って
お話を作って伝えるより
数十倍も心に入ってくるものです
会場には山口さんが描かれた
いろいろな原爆や戦争のひとコマを
パネルにしたものを飾りました
このパネルからも
いろんな山口さんの
生きた軌跡がうかがえます
また 朗読手話の
野上まりさんの手話表現が
語りと一緒になって 共鳴して
とても素晴らしい劇になっていました
戦争や原爆の体験を語る人も
もうお年になって
ほとんどいなくなっているそうです
そんな中 劇にして
歌を挟んで 戦争体験を
伝えてくれるコンサートは
魂に響きます
きっとどこにもない
魂が震える平和のコンサートです
本当にたくさんの人に
観て聴いていただけたらと思いました
小学校や中学校にも
呼んでもらって
こどもたちに体験して
もらえたらいいのにと…
原爆は知らないけど 私の身体の中にある原爆
私は広島の被曝2世です
母が広島にいて
中心地より離れた
ところでですが
被曝しています
そのためか
母は小学世から中学生にかけて
あらゆる伝染病にかかり
学校にも思うように通えなかったそうです
また白血球減少という持病があって
私もそれを受け継いでいます
私は被曝していませんが
私の身体の中には
原爆の後が残っています
私は 白血球減少に
苦しんだこともありますが
まだ生きています
語り部の山口さんのお友だちも
みなさん亡くなられて
もう誰もいなくなったのよと
話されていました
そして私たち
ずっとお友だちでいようねと
約束しました
原爆や戦争は
終わったように見えるけど
人の身体や心の中に入り込んで
いつまでも終わらない
山口さんの長生きの秘訣
山口さんが被爆されたのは
14才の時だったそうです
90歳をすぎた山口さんは
とてもお茶目で
冗談を言って
私たちを笑わせたり
いつも楽しい気持ちにさせてくれます
まるで14才の山口さんと
お話しているようなんです
被曝直後は
生死の間を彷徨ったり
被曝の後遺症で
癌になられたこともあったそうです
そんなことがありながらも
長生きされてる山口さんは
いつも明るく楽しくされているからだと思います
壮絶で苦しかった戦争の時
そして原爆を体験した中にも
14歳の女学生の青春は
あったのよと言われる
学徒動員で仕事をしている中にも
悪戯したり
苦しさの中にも
楽しみや喜びを忘れないできたから
今の山口さんがあると感じます
山口さんのお話しを聴いていると
まだまだ私は小さいなあ〜と思います
そして山口さんに出会えたこと
山口さんの体験を
音楽劇にして
ココペリーナが伝えていることは
本当に貴重で素晴らしいことです
山口さんは もうお年になって
語り部を引退したそうですが
これからは
ココペリーナのメンバーが
山口さんの貴重な体験を
語り歌い継いでくれると思うと
本当によかったなと思います
ココペリーナという素晴らしい音楽隊☆
ココペリーナを通して
たくさんの方に「菩提樹のうたがきこえる」を
聴いていただきたいと思います
そして
「菩提樹の歌が聞こえる」だけではなく
ココペリーナの活動に
歌声に触れていただきたいと思います
実はココペリーナの3人は
私のボイスヒーリングクラスの
1期生です
これからもどうぞ
ココペリーナことを
よろしくお願いいたします
ココペリーナの連絡先はこちら
月1ライブもやっていますので
お時間あえば
是非お聴きください