【聴覚障がい】ストレスから聞こえにくい耳に それでも歌うのは何故

耳が全く聞こえない人

少し聞こえる人

聞こえずらい人

補聴器をつけたら聞こえる人

聴覚障がいも様々

 

私も突発性難聴の後遺症で

聞こえにくい耳になった

 

聞こえにくい耳になったことは

以前のブログ

【聴覚障害の方のための】バリアフリーコンサート

に書きました

 

耳鳴り

水の中にいるような感じ

音が詰まった感じ

音が自分の中で大きく響く

 

それでも私が歌うのは

自分自身と世界が共鳴しているのを

感じられるからだと思う

 

自分自身と

空間に響く 共鳴する

声の響きを感じながら

歌います

 

Togatherland 主催の

バリアフリーコンサートは

聴覚や視覚に障がいがある方にも

参加していただけるように

いろんな工夫や準備をして

みなさんをお待ちしています

 

是非 会場に来て

楽しんでいただきたい

コンサートです

 

もともと 音に敏感だった私

耳が全く聞こえないとか

何かが原因で

聞こえにくくなったとか

聴覚障がいにも

その人なりの

理由があると思います

 

私は

もともと耳鳴りがしたり

生活音に敏感だった

 

冷蔵庫や

人が気にならないような

蛍光灯の音

マンションの隣の部屋の

室外機の音

 

気になりだすと

しばらく大変だから

ヘッドフォンで音楽を聴いたり

自分の中に鳴ってる音に

集中したりした

 

耳が聞こえなくなったのはストレスから

コンサート前には

いつもいろんなことがあるw

 

もう20年くらい前の

コンサートの時の話ですが

その時から

私の耳は聞こえにくくなった

 

私の歌や

一緒に演奏するピアノ弾きの

友人たちのことを

ひどく言う人がいました

 

コンサートをよくするための

意見の交換は

ずっとやってきたし

それはとても大切なこと

 

だけどなぜか

会話にならない

キャッチボールできない

 

全体のことを考えられない

自分の希望だけを言う

 

私たちが何か言おうとすると

「貴方たちはちゃんと演奏できるの?」と

いうのですw

 

相手の心のうちがわかってしまう私は

その人が私たちをどう思ってるのか

どうしたいかがわかって

恐怖におののいた

 

そして

それが大きなストレスになった

 

今では

人の内側を感じてしまうことから

くる恐怖も

超えたと思っていますが

時々お試しみたいに

同じようなことが起こります

 

でもそれは

もう

ストレスではない

 

突発性難聴という病気だった

調子悪いと思った時

病院に行けばよかったんですよね

でも行かなかった

本番をなんとか迎えるために

一所懸命だった

 

まあいつも

原因は自分にありますよね

 

コンサート前のストレスから

いろんなことが耳に起きたのだろうと

なんとなく思っていました

 

メニエールも持っていたし

ストレスがかかると

耳の調子が悪くなり

耳鳴りがしたり

めまいがしたりするから

またそういうことかと思っていたのです

 

そして時間が経っても

海の中にいる感じや

キーンと自分の中で音が大きく鳴る感じや

詰まって聞こえない感じは

よくならなかった

あんど

私は病院が苦手

 

友人から

それは病院に行ったほうがいい

絶対に!と言われ

病院に行った時は

手遅れでした

もっと早く行ったらよかったんだよね

突発性難聴だと言われました

 

聞こえにくい耳でどうして歌えるの?

もちろん音痴になりました

音が取れない 取りにくい

特に初めの音は緊張します

 

その

音が聞こえにくい

音が取れない自分に

意識がいくと

ますます聞こえなく

取れなくなるんです

 

そして片耳だけ

調子が悪いというのも

厄介なんですよね

 

それでも

昔に歌った曲とか

歌えるのです!

 

きっと身体が

覚えているんだと思う

 

私は気づきました

耳だけを頼りに

歌ってると歌えないんだ

ということに

 

正確な音をだすことや

聴覚が聞く音に

集中しすぎると

本当によくないのです

 

音は空間に響くもの その響きを感じて歌う

私がやったことは

空間に響く音や声を

感じること

その振動?

共振共鳴する

波動を感じること

 

そのことは

耳が聞こえにくいとかの

聴覚器官の世界の

ことじゃなくなるのです

うまくいえないのですが、、、

 

そして

確かにその振動を感じて

歌うことができる

 

耳が聞こえにくい人も

空間を響く

聞こえない音や声を

聴いてもらえたら

その響きを感じてもらえたら

いいなあと思います

 

身体の中で最も音の響きを感じるところ

どこでしょう?

この場所

音楽の英才教育をする教室に

子供を通わせているママたちの間で

噂になって

この場所に

ずっといつもいつも

音楽を聞かされていた

子供がいたようなんです

 

だからここでは言いませんが

私は

その場所で音を感じる

そして共鳴する声をだして

空間とも共鳴できたらと

思っています

 

耳が聞こえにくくなった今では

その場所を意識して

歌の練習をしています

 

みなさんと私が

声や音楽で繋がれる

ひとつの工夫でもあると思っています

 

手話歌という素晴らしい世界

私のボイスヒーリングクラスの

1期生の3人 ココペリーナ

手話歌が

得意な表現のひとつです

 

歌いながらの手話は

とても美しく

感動します

 

私は耳が聞こえない方の

セッションを何度かしたことがあります

そのどの方も

ダンスや音楽や歌手が大好きと言っていました

 

それは踊ったり動いたりすることで

音楽が見えるように感じて

とても感動するからだそうです

 

11月19日のバリアフリーコンサートについて

Togatherland代表

田中美佳さんのブログをチェック!してください

11月のコンサートで

皆さんにお会いできるのを

楽しみにしています♪

 

11月のコンサートのテーマは

「自分らしく生きる」

です。

 

朗読や歌

写真やライブアート

アート空間の全てで

「自分らしく生きる」を

表現します

 

たくさんの方に

参加していただきたいと思います

 

 

コンサートのお問い合わせなどありましたら

下記のフォームからお願いします