はじまったら 必ず終わりがくる
終わりが来ないと 次ははじまらない
この あまりにも あたりまえなループに
なんの疑問も抱かなかった…
でも 今年は必ず終わらせたいものがある
2020年に 持ち越したくないもの
持って行きたくないものがある
そのことが 自分でもはっきりとわかる
こんなにも 終わりを意識したことがあっただろうか
終わることを意識して 喜びとともに
新しい始まりを 迎えようとしている自分にびっくりする
来年はどんな年にしたいのだと
希望をもって だれもが語るだろう
しかし 一度終わらなければ
私にはそれができない
だから 喜んでここに終止符を打とう
そして
ここまでこれた自分を 抱きしめよう
終わりは そのまま 始まりになる
あの時こうだったらとか
あの時私はこう思ったとか
もしこうだったらとか
こうやっていたらとか
それらの思いは 私の過去に住んでいるもの
だから これからはこうしたいとか
今度は きっとこうできるだろうとか
それは 未来の自分のために語る言葉たち
もはや過去も未来も同時に存在する場所に私はいる
たいせつなのは 今ここにいる私を生きることだ
すべては ここからはじまる
今の連続が 過去となり 未来になるのなら
私は この瞬間を 大切に生きたい
それは 今の私の声をきき
今の私を感じること
今の私に集中すること
永遠の今を生き続けること
2020年は
もしかして厳しい年になるかもしれません
そうであれば
自分自身でしっかりと立ち
この時を 懸命に生きていきましょう
それは 「生きる」という そのものになることです
私が歌うのではなく 歌そのものになるように
私が生きるのではなく 生そのもの 命そのものになるのです
2020年は
これまでに 出会い 関わったすべての命に感謝して
自分の命に感謝して ここに生きる私を実現したい
あなたとともに…
世界とともに…
2019年もありがとうございました。
2020年もよろしくお願いいたします。
大塚れな